04 BLOG
カイロス オフィシャルブログ
持続可能な社会のために 正しい情報と、私たちの想いを届けたくて
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3月「弥生」の季節。
語源は草木が芽吹く「弥(いや=いよいよ、ますます)」と「生(おい=生い茂る)」から「やよい」となった説が有力です。
ロシアとウクライナの問題が解決し、1日も早い平和の種が芽吹くことを願ってやみません。
今年の経済ニュースも、昨年からますますカーボンニュートラルや脱炭素という文字が誌面にあふれています。
本日は弊社の取締役社長 村井哲之が昨今のSDGsやカーボンニュートラルについて思うことをまとめてみました。
※この記事は弊社社長の村井哲之が一般社団法人SDGsビジネス総合研究所公式ブログに書いた記事
をリライトしたものです
私(村井)が様々な人やメディアに触れるにあたり、ますます多くの企業がカーボンニュートラルを気にし始めていることを実感しています。
一応、自らの中では、カーボンニュートラルの流れは「SBT(地球温暖化抑制目標)に始まり、SBTに終わる」と結論づけていました。
実は、カーボンニュートラルの流れが主流になると結論付けたものの、
なんとなく、どうしてだろう?
が残っており、すっきりしていませんでした。
そうした中、トライオンの三木社長がソフトバンクの孫正義会長から学んだこととして、極限までの徹底した“数値化”のことを書かれていました。
“数値化は、課題解決のための手段であり、ゴールに到達するためのツールである!”
これだと思いました。
「課題解決」と「ゴール」を「カーボンニュートラル」に置き換えて、私のもやもやは晴れました。
カーボンニュートラル、つまり、SBT認定を受けるために提出する計画書は、「2030年までの温室効果ガス削減〇〇%、スコープは何処まで・・」において、投資効果を見据えての具体策まで含めて全て精緻な数字で埋めなくてはなりません。結果、それが達成されることで、企業の持続可能性が担保されます。SDGsのゴールと同じです。
これまでのもやもやは、各社がSDGsへの取り組みを通じて掲げる様々な目標を見ても、数値化が極めて弱く(いつまでにゼロにする等)、それが達成されて果たしてその企業の持続可能な競争力の担保に結び付くのだろうかとの思いに端を発していました。
数値化に関して書かれていた以下の4つのポイントが、新たに始めたカーボンニュートラル推進計画書策定・成果継続検証事業に大変参考になるものでした。
“PDCAと言うは易し、行うは難し”です。
・現実に起こっている事象を数値で把握する
・それを分析して問題のありかと根本的な原因を探る
・解決策を考えて実行する
・その結果をまた数値で把握・分析する
当たり前のことが、難しいのです。
“継続のみが力なり!!”
以上、村井哲之が感じたことのまとめでした。
SDGsや脱炭素・カーボンニュートラルはあらゆる企業が取り組む必要性を感じているにも関わらず、
なにから手を付けていいのかわからない
という悩みを抱えています。
カイロスでは、昨今の時流を受け、コンサルティング事業を強化し、商社機能と連携させることで、
企業の脱炭素を相談~計画~実行~メンテナンスまでワンストップ
で行う体制を整えました。
※カイロスのサービス詳細》https://kairos.ne.jp/business/#consulting
お困りの点、まずはお気軽にカイロスにお問い合わせください。
カーボンニュートラルの夜明けはすぐそこに/桜のつぼみが膨らんでいました(岡山市南区藤田の河畔にて 村井哲之撮影)
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